キャンプキンザーの返還も 普天間飛行場の移設と深く連動しており、名護市の辺野古に基地が完成しなければ、すぐに返還することは難しい米軍施設だと思います。
仮に返還が10年後として仮定しても、軍転法で3年間、沖縄特別措置法で2年間の合計15年間の借地料は見込まれます。
キャンプキンザーが全面返還され区画整理された場合は、下記の予想が出来ます。
【区画整理された土地の原価】
※仮に10年後に返還されると想定して借地料がもらえる期間
10年 + 3年(※軍転法) + 2年(※沖縄特別法) = 15年間
【15年間もらう借地料の合計】
488,790円(年間借地料) × 15年 = 733万1850円
(※毎年の借地料の値上り分は含まれておりません。)
【将来の区画整理後の有効面積】
現在の面積:79.86坪 (区画整理の減分率が仮に40%された場合↓)
区画整理後の有効面積 47.91坪 ( 79.86坪−40% )
(一般的な区画整理事業の減分率は住宅地で通常30%くらいです )
【区画整理後の土地の原価】
購入費合計 1,417万 − 733万 (15年分の借地料) = 684万
土地の原価 684万÷残る坪数47.91坪=1坪当たり 14万2768円 (坪単価)
返還後、区画整理された後に残った土地47.91坪を仮に坪45万で売却すると・・・・・ (残った土地 47.91坪 × 坪50万 = 2,155万円)
(売却した金額) |
- |
(土地購入金額) |
= |
(粗利益) |
2,155万 |
- |
1,417万 |
= |
738万 |