|
次に建物の工事費と土地取得費を金額で具体的にお話しすると |
|
私達プロの経験で言うと新築の平屋(1階建)と2階建では坪単価5万以上工事費は平屋が安くなります。 |
では平屋(1階建)を建てるためには、土地の大きさは最低何坪必要か?
将来の2所帯住宅・またはアパート兼住宅を考えると70坪以上は欲しいところです。
「70坪以上、土地を買ったら建物の予算が無くなってしまう。」と思う方も多いはずですが、ポイントは建物と土地の総額のバランスなんです。
経験から言うと土地は大きく買うと坪単価は安くなり、小さいと買い手が多いので安くならない。 |
|
平屋築15年の建物の2階に長男名義で
新築(増築)したK邸 |
|
|
|
|
例・・・・那覇市内の区画整理地区で、見た目の良い土地50坪を買う場合(50坪の大きさを求める方が一番多くその為坪単価が下がらない。)坪単価約55万が相場です。
それを取得して、土地代金2750万、建物代金2階立40坪(坪単価55万)で2200万 合計4950万
同じ場所で土地70坪を買う場合
(大きくなると買い手が少ない分、安くなる)
坪単価50万で取得して、土地代金3500万、建物代金平屋36坪(2階建40坪と平屋36坪の広さは同等・坪単価50万)で、1800万 合計5300万 |
外階段によって1階(親世帯)と2階(息子世帯)のプライベートを確保 |
|
|
もう一度確認すると、
2階建の建物40坪+土地50坪=4950万
※ 経験上、2階建て40坪の建物は、将来の2所帯住宅(4人〜5人家族)を想定すると2階部分の
スペースがない。その理由は、内階段や2階ホールにスペースを取られている。そのため、現実は
建替えをされる方が圧倒的に多い。 |
平屋の建物36坪+土地70坪=5300万 |
○総額の差は、350万
○建物の中の広さは同じ
○土地の大きさの差は20坪 |
|
|
|
平屋には先に述べた、将来のメリットが数多く含まれており、問題は土地・建物の総予算の
バランスをうまく調整することです。
家造り・子育てを経験してきたベテランの不動産・建設会社の社長さん達、子育てを終えた
人生の先輩方、ベテランの主婦が、建物をもう一度造るなら、平屋を造りたい、または、
平屋を造っていればよかったと、体験を通して望まれている方が多いのです。 |
10年〜15年はあっと言う間にやって来ます。自分自身の老後と子供たちの将来を考え、予算的にムリがない方へは、土地を大きく買われて平屋を建てることを私達はお勧めいたします。 |
小さなマイ畑の手入れを楽しめます。 |